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【特集 芸能人の復活リハビリ物語その5】

柳沢慎吾さんがぎっくり腰! 再発防止のポイントは日常生活での心がけしかない

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ぎっくり腰を明かした柳沢慎吾さん(所属事務所の公式プロフィールより

 俳優でタレントの柳沢慎吾さんが 今年のゴールデンウィーク中にぎっくり腰になったことを、イベントで明かして話題になった。すぐに治ったものの、ゴールデンウィーク明けに床に落ちた衣装の装飾品を拾おうとした時に、ぎっくり腰が再発したという。

 柳沢さんのように再発することが多いぎっくり腰。慢性のぎっくり腰に悩む読者も少なくないだろう。

ぎっくり腰の主な原因と症状は?

 ぎっくり腰の主な原因と症状を、スポーツ医学専門クリニック「みどりクリニック」の瀬戸口芳正先生は、次のように語る。

 「腰痛の有病期間の分類としては、発症から4週間未満のものを急性腰痛とされています。そもそも、腰痛症の定義は『腰部に存在する痛み』というだけであって、その痛みの原因は様々であるため、その症状も原因によって違ってきます。腰痛の原因を大別すると、脊椎由来、神経由来、筋肉由来、内蔵・血管由来、心因性の5つに分かれ、急性に発症する腰痛はどの原因でも起こる可能性があります」

 「ぎっくり腰」という言葉から連想される腰痛は、物を持ち上げた瞬間に急激な痛みが走って動けなくなる、または前かがみになった途端に激しい痛みで腰が伸ばせなくなったなど、動作の拍子に突然起こる腰部の痛みだ。この症状を、決して侮ってはいけない。

 「体を動かすと腰から臀部の辺りに鋭く強い痛みを感じ、症状がひどい場合は、日常の動作ばかりか寝返りすらも痛いため身動きとれないこともあります」

 この場合のぎっくり腰は脊椎由来のことが多く、動くと痛いため背骨の動きに関係するところに原因があるという。

 「背骨一つ一つを椎体と呼び、椎体の間の関節を椎間関節といいます。椎間板とは椎体と椎体の間のクッションのような物を指します。動作の拍子に、この椎間関節や椎間板、腰の筋肉などに負荷がかかることで急性の痛みを発症しますが、ほとんどのぎっくり腰は、安静にしていれば2週間程度で徐々に軽快していきます」

原因が明らかではないぎっくり腰とは?

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