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【連載第6回 沸騰するアジア医療圏】

医療を産業と位置づける国家プロジェクトによって高度医療が急激に普及するタイ

医療を産業と位置づける国家プロジェクトによって高度医療が急激に普及するタイ

 前回に引き続き、アジアにおける「医療観光」の先進国・タイの医療事情について説明する。 タイの医療サービスの中核となっている株式会社の病院は、良い言い方をすれば「患者本位」...

真野俊樹(まの・としき)

多摩大学大学院教授、医療・介護ソリューション研究所所長。医師、医学博士、経済学博士、MBA。名古屋大学医学部卒業。臨床医を経て、95年9月、コーネル大学医学部研究員。外資系製薬企業、国内製薬企業のマネジメントに携わる。同時に英国レスター大学大学院でMBA取得。2005年6月、多摩大学医療リスクマネジメント研究所教授就任。その後、現職。東京医療保健大学大学院客員教授、財団法人医療機器センター客員研究員、JA共済総研客員研究員、JCI アジアパシフィックエリアアドバイザリーボード、篠原学園保育医療情報専門学校校長、NPOMINS理事長、NPOメディカルユニティ理事長、一般社団法人メディカルクオリティアカデミー理事長などを兼任。主な著書『MBA10人の選択』(はる書房)、『糖尿病療養指導基本トレーニング』(日本医学出版)、『健康マーケティング』『医療マーケティング』『医療マネジメント』『介護マーケティング』『新版 医療マーケティング』(以上 日本評論社)、『医療バイオ、医療IT入門』(薬事日報社)、『入門医療経済学』『入門医療政策』(中公新書)、『保険薬局経営読本』(薬事日報社:編著)、『医療経済学で読み解く医療のモンダイ』(医学書院)、『人事・管理職のためのメンタルヘルスマネジメント』(ダイヤモンド社)、『グローバル化する医療』(岩波書店)、『ジョイントコミッションインターナショナル認定入門』『世界標準のトヨタ流病院経営』(以上 薬事日報社、監訳)、『経営学の視点から考える患者さんの満足度UP』(南山堂)、『医療が日本の主力商品になる』(ディスカバー携書)、『比較医療政策』(ミネルバ書房)、『命の値段はいくらなのか?』(角川Oneテーマ新書)など。

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