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綺麗なグレイヘアは難度が高すぎる! 白髪染めで髪を傷ませないコツとは?

根元が気になる、広範囲をカバーしたい場合には

 出かける前などに簡単にできるクイックタイプの白髪染めで、根元などをカバーしたい場合は、マスカラタイプが適しています。コーム型のブラシは気になる部分だけをキャッチ。頭皮にも付きにくいというメリットがあります。また、数本だけ伸びた長い白髪も簡単に捕らえて、しっかりカバーします。

 部分的に白髪が集中している人や根元から毛先まで退色して白髪の面積が広い場合は、ファンデタイプが使いやすいでしょう。パフにつけて白髪部分をなでるだけでふんわりと色がのり、きれいにカバーしてくれます。仕上がりが軽いので、広範囲につけてもスタイリングに影響しない点もウケています。また、カラー剤そのものを使いたくない人にもお勧めです。

再ブームのヘアマニキュア、白髪が美しく染まりツヤツヤ髪に!

 白髪染めでダメージが気になる人は、染料そのものを見直してみましょう。実は80年代に大流行したヘアマニキュアの愛用者が再び増えています。
 
 ヘアマニキュアは化粧品に分類されるカラー剤で、髪そのものへのダメージが少なく、髪表面をコートしてくれるため仕上がりがなめらか。ツヤを失くした髪に輝きとスムース感も蘇り、髪質そのものが若返った印象を与えます。ただし、白髪染めカラー剤に比べて色持ちが悪く、3週間に1回程度行うのが髪色と質感をキープするコツです。
 
 このように、ヘアカラーのダメージを軽減させるコツはたくさんあります。次回はバスタイムにできるカラーダメージ対策についてご紹介します。
(文=小澤佐知子)

小澤佐知子(おざわ・さちこ)
美容ライター。小学館や学研で外部編集者を経験した後、出産を機にフリーランスに転身。以後、美容ライターとして計50誌以上で取材・執筆を行う。
現在はヘアケア・ヘアデザインなど「髪」に関する記事の企画・構成・取材を中心に活動。雑誌や書籍以外にWebサイトでコラムやインタビューの連載を持つ。東京都内のヘアサロンの「ビジュアル監修アドバイザー」として非常勤役員も務める。

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