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11月8日、ヒラリーVSトランプの最終決戦! 「健康リスク」に「執務リスク」とどちらが勝っても……

クリントン氏は脳静脈洞血栓症? 失明の危機!?

 9月9日に肺炎と診断されたクリントン氏は、2日後の11日、米同時多発テロの追悼式で脱水症状を起こし途中退席。今年69歳になるクリントン氏の健康不安説が頭をもたげ、健康問題は大統領選挙のメインテーマに浮上した。クリントン氏の健康状態はどうなのか?

 クリントン氏は上院議員だった2005年、バファロー市で演説中に失神(58歳)。2009年、イエメンで飛行機搭乗中に失神して転倒、肘を骨折(62歳)。2012年12月、ウイルス性胃腸炎による脱水症状のため転倒、脳振盪(65歳)。

 精密検査で頭部の静脈に血栓が発見されたため、ニューヨーク・プレスビテリアン病院に緊急入院。2013年12月、国務省7階で失神して転倒、脳震盪。ニューヨーク・プレスビテリアン病院に緊急入院(66歳)。それ以後、目立った病徴の報道はなかった。

 だが、『ニューヨーク・タイムズ』などの報道によれば、ニューヨーク・プレスビテリアン病院の心臓専門医は「失神発作を起こしやすく、血栓ができやすい体質のクリントン氏は、脳の凝血塊が脳卒中を引き起こすリスクがある。脳静脈洞血栓症の可能性が強い」と診断。

 脳静脈洞血栓症は、脳の静脈と脳硬膜静脈洞に血栓が生じる急性疾患だ。

 また、『ナショナル・エンクワイアラー』(2013年1月18日)は「クリントン氏はMRI(核磁気共鳴断層像)やMRA(核磁気共鳴脳血管撮影)による精密検査の結果、一時的な意識喪失または記憶喪失に関連する視力障害、もしくは失明を招く視神経系の疾患を発症する恐れがある」と報じた。

クリントン氏はレイムダック(死に体)のまま大統領の激務を克服できるのか?

 その原因は何か? クリントン氏は、甘さがショ糖の200倍もある人工甘味料アスパルテームを含むダイエット・コーラをよく飲んでいる。真犯人は、アスパルテームかもしれない。

 メチル・エーテルを含むアスパルテームは、体内に入ると麻酔薬であるフリー・メチルアルコールに変化するため、慢性メタノール中毒の原因になる。その結果、脳のドーパミン神経系が阻害されるので、メタノール依存症に陥る。

 メタノールは、網膜を委縮させるホルムアルデヒドやギ酸に変化することから、視覚神経が損壊。視覚系に酸素や栄養が欠乏するため、失明につながる。

 万一、失明を免れても、網膜の中心部である黄斑に障害が生じる黄斑変性、視野狭窄、目のかすみ、閃光視、両眼の痛み、涙腺異常、眼球突出などの視覚障害や、耳鳴り、難聴騒音などの聴力障害を伴う。

 さらには、偏頭痛、顔面痛、多動症、手足の感覚麻痺のほか、うつ病、恐怖症、てんかん、高血圧、心臓発作、脳卒中、頻脈、胃腸病、腹痛、下痢、血便、口唇のかぶれ、蕁麻疹、喘息など、数々の重篤な全身疾患を併発する恐れがある。

 このような数々の重篤な疾患のリスクを背負ったレイムダック(死に体)のまま、クリントン氏は、大統領の激務を克服できるのだろうか? もちろん、70歳を越えたトランプ氏の加齢に伴うさまざまな合併症の発症リスクも例外ではない。

 メディア報道の恣意性やバイアス(偏向性)は、差し引いかなければならないだろう。問題は、高齢による発症リスク、数々のスキャンダル・リスク(私用メール疑惑・寄付金疑惑/女性蔑視・脱税疑惑)、脆弱化した執務リスク。このトリプル・リスクを克服できるか否かが、大統領選挙のピーク・ポイントだ。

 活路がない訳ではない。クリントン陣営のティム・ケーン氏(58)が、トランプ陣営のマイク・ペンス氏(57)が、それぞれ副大統領に指名されている。最悪の場合のピンチヒッターだ。ただ、トランプ勝利なら親ロ政策が世界情勢を揺るがすリスクもある。

 だが、これらの論点は、本稿の趣旨からやや外れる。選挙後に、副大統領の健康問題などにフォーカスできる機会があれば、また触れたい。

 長々と検証してきた。大統領選挙は、一般投票によって選ばれた538人の大統領選挙人(エレクトラル・カレッジ)の過半数270人以上を獲得しなければ勝てない。世論調査サイト『リアル・クリア・ポリティクス』による選挙人数の予測は、クリントン氏333人、トランプ氏205人だ。

 来年1月20日の就任式に臨むのはクリントン氏か? トランプ氏か? 大統領にふさわしい人間的な成熟度と精神的な寛容性。アメリカ国民の民主主義への良識と信頼。限りない自由と自立への希求。それらが命運を分けるはずだ。
(文=編集部)

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