MENU

「ビオフェルミン」は即効性が低く「空腹時」に飲んでも効かない!一方、副作用の危険性は?

ビオフェルミンは空腹で飲んでも効かない

 ビオフェルミン1錠中には、ビフィズス菌が12mg含まれている。乳酸菌100万~10億個に相当する驚異的な菌量だ。ただし、ビフィズス菌は胃酸によって死滅する場合があるので、できる限り胃酸の酸性度が弱まる食後に服用するのが賢明だ。

 また、感染性胃腸炎など抗生物質と整腸薬を併用する場合は、抗生物質に対して耐性を持ったビフィズス菌が主成分の「ビオフェルミンR」がお薦め。RはResistance(抗生物質への耐性)の意味だ。

 ちなみに、ビオフェルミンと主成分が同じ整腸薬に、大日本住友製薬の「ビフィスゲン散」や興和「ラックビー微粒N」などがある。

 下痢も便秘も生活習慣病だ。食欲の秋こそ、栄養バランスがとれた消化のいい食事、安静、保温に注意し、適度の運動、十分な睡眠に気をつけよう。
(文=編集部)

関連記事
アクセスランキング
専門家一覧
Doctors marche