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【中村祐輔のシカゴ便り7】

頭が下がるイチロー選手3000本安打への努力の積み重ねと陛下のお気持ち

国民に対する立場の重さ、皇后陛下を思いやる気持ち

 そして、天皇陛下のメッセージを読み、国民の象徴としての陛下の真摯なお言葉に、ただただ、頭が下がる思いです。

 「責任」という単純な言葉で語れないような、陛下の国、国民に対する立場の重さ、そして、皇后陛下を思いやる気持ちが込められているように思いました。十数年前に、御所でお会いした際に感じた尊厳さと暖かさを思い起こし、いつまでもお元気でいただきたいと願うばかりです。

※『中村祐輔のシカゴ便り』(http://yusukenakamura.hatenablog.com/)2016/0809 より転載

中村祐輔(なかむら・ゆうすけ)

がん研究会がんプレシジョン医療研究センター所長。1977年、大阪大学医学部卒業。大阪大学医学部付属病院外科ならびに関連施設での外科勤務を経て、84〜89年、ユタ大学ハワードヒューズ研究所研究員、医学部人類遺伝学教室助教授。89〜94年、(財)癌研究会癌研究所生化学部長。94年、東京大学医科学研究所分子病態研究施設教授。95〜2011年、同研究所ヒトゲノム解析センター長。2005〜2010年、理化学研究所ゲノム医科学研究センター長(併任)。2011年、内閣官房参与内閣官房医療イノベーション推進室長、2012年4月〜2018年6月、シカゴ大学医学部内科・外科教授兼個別化医療センター副センター長を経て、2016年10月20より現職。2018年4月 内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)プログラムディレクターも務める。

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