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福山雅治さん主演の月9ドラマ『ラヴソング』~「見ておくべきドラマ」になるかもしれないワケ

吃音というテーマとどう向き合うか?

 言友会では、「吃音と向かい合いながら豊かに生きる」ことを会の方針として掲げている。

 ドラマ『ラヴソング』では、臨床心理士の神代広平が、言語聴覚士のもとにさくらを連れて行き、音楽療法を試みる。すると、さくらは見事な歌声を披露し、神代のギターとのハーモニーが生まれる。

 実は、人と安定した関係を築けないのは、神代も同じだ。女の家を追い出されるとネットカフェに滞在し、泊めてくれる他の女性を探す生活を送っているのだ。

 次回以降、音楽を仲立ちとして、神代とさくらがどのように人との絆を作り出していくのか。吃音というテーマとどう向き合うかを含めて、興味がひかれる内容となっている。

 月9史上ワーストを記録した『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』に引き続き、視聴率はふるわない気配が濃厚だ。しかし、今後の描かれ方次第では『いつ恋』と同様、「今期見ておくべきドラマ」のひとつとなる可能性はある。
(文=編集部)

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