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【東洋医学で毎日の不調を乗り切る】

秋口に冷房や秋雨で冷えすぎた体を回復させる方法とは!?

 本格的な寒さが到来すれば、温かいコートやマフラーが冷えから体を守ってくれますが、油断しがちなのがやはり季節の変わり目。気候が不順で、ただでさえ体調を崩しやすい時期なので、台風や秋雨には十分に気をつけたいもの。もし、濡れてしまったときには、体を芯から温める飲み物や食べ物で、寒けを追い払いましょう。

 雨に濡れてしまったときには、なるべく早く髪を乾かし、乾いた服に着替えるのがいちばんですが、すぐに家に戻れないときのほうが多いもの。そんなときには、せめて靴下を履き替えるなどして、足もとだけでも冷やさない努力を。足もとが温まれば、自然に体全体も温まってくるからです。
 
 喫茶店に入る余裕があるときは、飲み物はシナモンティーや、スパイシーなチャイ、ココアなどがおすすめ。また、コンビニエンスストアやスーパーで手に入る、インスタントのショウガ湯や葛湯を会社や家に用意しておくと便利です。雨に濡れたときはもちろん、体がなかなか温まらないとき、風邪のひき始めなどにも使えます。

 中国の民間療法で有名なのは、黒糖生姜茶。黒砂糖とショウガの薄切り(またはドライジンジャー)を水から15分くらい煎じただけの簡単なお茶ですが、体がぽかぽか温まり、味もおいしいので、お試しを。雨対策のほか、雪や木枯らし対策、またはキャンプ場で少し寒さを感じたときなどにもおすすめです。
(文=編集部、監修=呉澤森/呉迎上海第一治療院院長)

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