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いくら歯を磨いても胃腸も悪くないのに「口臭」がする……そんな「喉口臭」の予防法・対処法は?

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「喉口臭」の予防法・対処法は? (depositphotos.com)

 歯をちゃんと磨いているのに、歯も胃腸も悪くないのに、喉の奥から口臭がする……。そんな「喉口臭」に悩んでいないだろうか?

 ヘルスケア・ビューティケア事業を展開する株式会社いいの製薬(神奈川県横浜市)は、2015年10月に口臭ケア洗口液「ルブレン」を発売したところ、今年1月に月間販売数1000本を突破した。

 ニュースリリースによると、「ルブレン」はフランスのエコサートの有機認証を受けたオーガニック成分5種類(着香剤のシークワーサー果実水、保湿剤のローズマリー葉エキス、清掃助剤のフランスカイガンショウ樹皮エキスなど)を主原料に、有機JAS認定のオーガニック成分(甘味剤のキシリトール、トレハロースなど)を約46%配合し、パラペン、フェノキシエタノール、石油・鉱物由来の化学物質、着色料、合成香料を一切添加しない天然のオーガニック洗口液だ。

 独自性法(Organic Herbal Method)に基づいて、ISO9000を取得した国内工場だけで生産し、ドイツの自然化粧品認証BDIH、国際非営利団体認証NATUREも受けている。

 使い方は簡単。歯みがきの後に1日3回、2プッシュするだけで喉口臭を緩和・予防できる。柑橘系の風味と甘味、ピリピリしない清涼感が特徴だ。使用感の満足度約90%(2016年1〜8月の顧客調査)としている。

 口臭ケア洗口液「ルブレン」に興味がある人は、この「株式会社いいの製薬」のサイトなどを参考にしてほしい。

 ただし、妊娠中の人、基礎疾患のある人、口腔粘膜が弱い人、口内炎が酷い人などは、医師や歯科医師の診断や指示を必ず受けてから利用してほしい。

喉口臭って何? その原因は?

 そもそも喉口臭はなぜ起きるのだろうか?

 口臭の原因は歯周病や胃腸病などの内臓疾患だけではない。扁桃(扁桃腺)の膿栓や舌苔も喉口臭の原因になる。膿栓は、細菌の死骸などが扁桃に固まってできる臭い塊、舌苔は、舌の上皮に細菌の死骸、食べ物や粘膜のカスなどが付着した白い汚れだ。

 口呼吸や後鼻漏(鼻水が喉に流れて咳や痰がでる)などによって侵入したゴミ、ホコリ、細菌、食べカス、新陳代謝で剥がれたタンパク質などが、扁桃の膿栓や舌苔に蓄積すると口臭が発生する。それが、喉口臭だ。

 唾液の分泌不足による口の渇き、免疫力の低下、口呼吸をはじめ、食べ残しが多い歯みがき、喫煙、加齢、更年期障害、ストレス、糖尿病などの全身的疾患、薬の副作用などの複合的な原因が重なれば重なるほど、膿栓や舌苔による喉口臭は強まる。

 だが、膿栓や舌苔による喉口臭は、歯科と耳鼻咽喉科に股がるグレーな領域のため、診療が見逃される傾向が強いことから、歯を磨いても喉の奥から喉口臭を訴える人が少なくない。

 膿栓を取ろうとして扁桃を歯ブラシ、綿棒、耳かき、ピンセットなどでこすれば、扁桃腺炎、高熱を発症したり、出血したりして危険だ。今後も過剰なストレス、生活習慣病、高齢化などに伴って喉口臭を訴える人がますます増加するだろう。

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