"号泣ゴール"したDAIGOさん! オフィシャルブログより
夏の風物詩、『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)――。毎回話題のひとつになるのは、チャリティマラソン。第38回目のチャリティマラソンランナーを務めたのは、ロックバンド「BREAKERS」ボーカルのDAIGOさん。
今回は、北海道と沖縄から47都道府県450人がつないできた2本のたすきを、DAIGOさんが日本武道館に届けるという、同番組史上初の試みだ。8月22日19時過ぎ、100kmの走破を目指してスタート。途中でスコールのような雨に打たれながらも、23日午後8時40分過ぎ、号泣しながらゴールした。
[an error occurred while processing this directive]陸上競技が嫌いで、運動とは無縁な生活を送っていたDAIGOさん。生涯で十数キロしか走ったことがなかった彼にとって、難度の高いミッションだったに違いない。番組終了後のメディカルチェックによると、幸いにも体に重大な故障やダメージはなかったようだ。
遺伝子レベルで長距離走が苦手な人もいる!?
努力をすれば結果につながり報われる――。ところが、どんなに頑張っても長距離を走れない人、遺伝子レベルで長距離走の苦手かもしれない人がいるという。
英ラフバラー大学のジェイミー・ティモンズ教授の研究によると、「人には長い距離走れるかどうかを決定付ける30の遺伝子がある」ということが分かっている。だが、5人に1人はこの遺伝子がないため、生まれつき長距離走に向いていないという。
遺伝子の働きは、筋肉繊維間の血管を発達させ、筋肉は運動時により多くの酸素を得ることができ、より速く走れるようになるのだ。だが、この遺伝子を持たない人は、運動時に筋肉へ十分な酸素が供給されないため、どんなにトレーニングを積んでもパフォーマンスが上がらないという。
ティモンズ教授は、「この遺伝子が欠如している人は、どんなに苦しいトレーニングに耐えても、長距離走が得意になることはない。無理なトレーニングを続けると、体を壊すことさえある」とコメントしている。
さらに「そういう人はランニングを続けるよりも、マシンや武術などでトレーニングをした方がいい」とティモンズ教授はアドバイスしている。どんなに頑張っても長距離がダメだという人いるというわけだ。