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不妊治療の「迷宮」から抜け出るために必要なこととは?

秋冬のマスク商戦はどこへ行く?

私は東京都狛江市にクリニックを開設している内科医です。自らの不妊治療の患者体験から、クリニックに「不妊ルーム」というものを設け、2000年5月より、不妊に悩むカップルの相談、内科的な妊娠へのアプローチに取り組んでいます。

「不妊ルーム」は、自然妊娠と不妊治療の間に位置する、妊娠へのベースキヤンプという位置づけです。この場所で、現在までに、8,900例を超えるカップルの不妊相談、そして約4,000名のフォローアップから、2,000名を超える妊娠が出ております。

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私は、下記のようなメールを頂くときに、医師としてやりがいを感じます。

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「この度、無事に男の子を出産しました事をご報告いたします」

「2015年に初めてクリニックを伺ってから、5年… 放生先生には大変お世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです」

「2017年に長女を、そしてこの度長男を授かる事が出来たのは、私達夫婦にとって奇跡です」

「2人の子の子育てができる日が来るとは、本当に夢のようです。ゆっくりめのスタートで、40歳を迎える私共にとっては体力勝負ですが、楽しみながら子育てをしていきたいと思います」

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 そして、私なりの妊活・不妊カップルへの取り組みを、何冊もの本として出版してきました。
柔道、剣道、弓道など日本古来のスポーツは、「心」「技」「体」を重視します。それになぞらえ、妊娠には「心」「体」「技」が大切だと思います。

 のんびりした「心」もちで、「体」をゆったりさせ、そしてしっかりした「技」、すなわちリテラシーを持つことが、妊活には大切であり、”急がば回れ”で妊娠にアプローチしましょうとメッセージしたいのです。

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