部屋干しのポイントは風通し?(depositphotos.com)
梅雨前線の影響を受けにくい北海道を除き、日本列島、梅雨の真っ只中だ。植物や農産物の生育には欠かせない梅雨だが、この時期が好きだという人はまずいないだろう。
ジメジメする、傘を持ち歩くのが面倒、靴が濡れる・長靴を履くと蒸れる、布団が干せない、カビが生えるなどさまざまな悩みがあるが、ダントツで多いのは「洗濯物が乾きにくい」こと。外に干すことができないから部屋干しをする機会が多くなり、洗濯物が嫌なニオイを発することもしばしばだ。
[an error occurred while processing this directive]このニオイの原因、知っている人はいるだろうか?
洗濯槽の黒カビには、専用クリーナーで定期的な掃除を
部屋干しした洗濯物のニオイは、実は「洗濯槽の裏側に繁殖したカビ」が原因であることが多いという。
シャボン玉石けんが行った「部屋干し衣類のニオイに関する意識調査」によると、「洗濯槽の裏側は黒カビが繁殖しやすいことを知っている」人が約90%、さらに「部屋干しの衣類のニオイは、洗濯槽に繁殖した黒カビが関係していることを知っている」人が60%もいるという結果が出た。
衣類を清浄にするはずの洗濯機がカビの温床となっていることも驚きだが、それが洗濯物に付着しニオイの原因となっているとは!
同調査では「洗濯槽を適切に洗浄している(1〜2カ月に1回)」人はたったの19%しかいなかった。その代わりの対策として「抗菌効果のある洗剤や香り付きの柔軟剤など」を挙げる人が多かった。しかし、これでは根本的な解決に至らない。
洗濯槽のカビを取り除くには、専用のクリーナーを使うことをお勧めする。定期的に掃除をすれば、この時期に限らず、いつも清潔な衣類を身につけられるというものだ。