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【連載「ヘアスタイリストが教える~アラフォーからの「美髪習慣」」第2回】

ドライヤーで髪が老ける!?「冷風モード」でつくるツヤとシルエット

ドライヤーで髪が老ける!?(depositphotos.com)

 女性なら毎日使用するのが当たり前のヘアドライヤーですが、反面「ドライヤーの熱でどんどん傷んでいる気がする……」という悩みも多いようです。

 特に年齢を重ねた髪は「細くなりやすい」ほか「白髪」が目立ちはじめるなど、見た目にも髪年齢が悪目立ちしやすいため「できる限り、髪には刺激を与えたくない」と感じるようです。

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 とはいえ、自然乾燥はヘアスタイルが決まらないばかりでなく、ダメージの原因にもなるので、絶対にNG! 「じゃぁ、どうすればいいの?」と嘆く声が聞こえてきそうですが、実はドライヤーの使い方次第では、髪のエイジングケアまでできることをご存じでしょうか?

 今回は「老け髪から脱出する上手なドライヤーの使い方」について紹介します。

タオルドライ後は温風で8割程度乾かす

 濡れた髪は、髪の表面にあるキューティクルが開いているため、少しの刺激でも髪が傷ついてしまいます。すると、パサつきやごわつきの原因に……。

 これを防ぐためにも、ドライヤーで濡れた髪を乾かし、摩擦ダメージを軽減することが重要です。とはいえ、いわゆるオーバードライもダメージの原因になるので注意してください。

 ポイントは「8割程度まで乾かし、残りの1割は水分を残す」こと。このときのポイントを以下にまとめたので参考にしてください。

①髪は頭皮に近い根元側から乾かす。内側の髪は指を入れて開き、根元に向けて下から熱を当てる。

②5割ほど乾いたらシルエットを意識する。ふんわりさせたいところは根元側に指を入れ、キュッと立ち上げながら熱を加える。

③中間から毛先など、まとめたい部分は適当に指にクルクル巻きつけながら熱を当てる。

④これを全体の8割程度乾くまでの間に素早く行う。

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