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【連載「ヘアスタイリストが教える~アラフォーからの「美髪習慣」」第1回】

冬の乾燥毛・静電気は「ヘアオイル」で解決〜髪の根元はふんわり、毛先はスルッ!

ヘアオイルで冬髪トラブルと決別(画像提供:Cocoon/雑誌「BoB」に掲載)

 女性にとって冬の乾燥は美容の大敵。肌はもちろんのこと髪にとっても、深刻なダメージを誘発してしまいます。また、静電気により髪が広がったり、ダウンスタイルが決まらなかったりなどなど、この時期、美髪をキープすることは簡単ではありません。

 でも、これらの悩みを一発で解決するアイテムがあります。それが「ヘアオイル」。昨今、オイルは「食べる」も「付ける」もブームですが、美髪づくりにおいてはまさに万能アイテムです。

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「ヘアオイルってベタベタしないの?」「使い方かイマイチわからない」

 なんて疑問を持つ女子のために、ヘアオイルの正しい活用法を紹介しよう!

オススメ① 冬のドライ毛、静電気を防ぐ効果がアリ

 髪の乾燥が激しい冬の季節こそ、ヘアオイルを上手に活用したいもの。では、どのタイミングで使用するのがいいのでしょうか?

 その答えは「洗髪後の濡れた髪に塗布」するのがベスト。濡れた髪にヘアオイルをつけると、髪の内側にある水分がきちっと閉じ込められます。すると、その後、ドライヤーを当てても、水分が逃げ出さないので、キューティクルの整った滑らかな髪をキープできます。

 それと同時に、静電気予防もてき面にアップ。どんなにトリートメントをしても静電気が起きるという人は、ぜひオイルケアを取り入れてください。驚くほど静電気をシャットアウトしてくれるから、真冬のダウンスタイルでも潤い感が溢れる印象になります。

ヘアオイルの賢い選び方は?

 大ブームのヘアオイルは、その種類も様々。よりよい商品を選ぶときのポイントを人気美容師に訊いてみました。

 「近頃はサラッとしたテクスチャーのタイプを選ぶ方が増えています。シリコンフリーで1アイテムで多様使いできるものがおすすめ。個人的にはEraL(イーラル)のピュアオイル『ホホバ』がお気に入りです」

 「髪への保湿効果が優れているほか、頭皮&メイクのクレンジングとして、また顔や身体のマッサージオイルとしても使える万能オイルです」(MAGNOLiA/KAYOさん)

 「アルガンオイルはダメージの修復に抜群の効果を発揮します。はじめの1本としても使いやすいですね。使い方のコツは、濡れた髪に少量を塗布して半乾きの状態になるまでドライヤーを当てます」

 「特にダメージのひどい部分はこの状態ではまだ少しだけゴワつきますから、その部分だけオイルをプラスし、再度乾かしましょう。均一な滑らかヘアになれますよ」(Cocoon/SAKURAさん)

ヘアオイルの上手な使い方は?

 ベトベトしないオイルの上手な使い方は以下の4点。ポイントをおさえれば、むしろサラッとした潤いのある質感が手に入ります。

【1】洗髪後、タオルドライした髪になじませる!

【2】ミディアムならオイルは2滴ぐらいが妥当。それ以上つけるとオイルの重みでボリュームが損なわれてしまうので注意!

【3】髪の根元ではなく毛先から中間に付ける。必ず内側にも手のひらを入れて指先をフリフリするべし!

【4】塗布したら、なるべく早めにドライヤーを当てる。最後に冷風をかけて熱を下げるとツヤ感上昇!

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