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【シリーズMEDプレゼン~社会医療人になる!③】

医療システムの閉塞状態を打ち破るハイパー集合知「週末ハッカソン」とは?

山寺純 株式会社Eyes、JAPAN 代表取締役

 閉ざされた世界である医療の世界にオープンイノベーションを興すにはどのようにすれば良いだろうか?

 ひとつの意欲的な試みとしてハッカソン(hackathon)の活用がある。ハッカソンとは、物事をよりよく改善するという「ハック」とマラソンの「ソン」を合わせた造語で、ITの業界などでは広く知られる手法。

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 主に週末などの限られた時間を使って異業種、異分野のエンジニアやデザイナー、プログラマー、アイデアを持った人々が集まり社会的課題を解決するイベントでありコミュニティ文化だ。

 文字通りマラソンのように、数時間から数日間の与えられた時間を徹して新たなプログラミングに没頭し、アイデアや解決策、成果などを競いあう開発イベントだが、企業や各種団体などが主催者になることが多く、初期にはIT業界に広がりをみせていた。最近では組織や業種の壁を超えて新しい商品やサービスの創出につなげる“オープンイノベーション”の手法の一つとしてさまざまな企業が活用し始めている。

 ここでは2010年から福島県で開催されているITの世界から医療を再発明する医療セキュリティハッカソンのケーススタディを紹介し、今後の医療に求められるサービスデザインおよびデザイン思考の観点からの新しい医療の在り方を一緒に考えて見たいと思う。

 また新しいイノベーションだけではなく、マイナンバー制度や医療情報のクラウド化などの今後の医療におけるセキュリティの重要性が注目を集めている。福島で行われた医療セキュリティハッカソンでは数多くの医療機器やソフトウェアに重大なセキュリティの脆弱性を発見している。今後の医療におけるセキュリティの考え方などをみなさんと考えてみたい。

山寺 純(やまでら・じゅん)
株式会社Eyes、JAPAN 代表取締役/チーフ・カオス・オフィサー
1968年福島県会津若松生まれ。ビートルズ世代の両親に英語の英才教育を受けて育てられる。会津高校を卒業後、大学進学はせずに東京に上京し、東京ディズニーランドジャングルクルーズの船長やカフェ店員、ファーストフードのアルバイトなどフリーターとして過ごす。
その後、東京で印刷会社で商業用スキャナのオペレータなどをするが、いつか地元に帰りたいという意志もあり1993年に故郷である会津に帰郷。地元の温泉旅館で働きはじめてすぐ知り合いから「福島県が会津大学で通訳翻訳員を募集しているから英語が好きだったら応募してみては?」と聞いて応募したところ、なぜか採用(多分、書類ミス!?)され人生の転機を迎える。
会津大学でインターネット創成期と出会い、インターネットの無限の可能性に魅了され、1995年に当時の学生と共にあいづ・ジャパンを創業。以降、テクノロジーのエッジを追求しているChief Chaos Officer(最高混沌責任者)。

<MEDプレゼン2016開催決定!!!!!!>
※MEDプレゼンは、いのちの現場から社会を良くしようと行動する医療人が、その志と思いをプレゼンテーションというスタイルに凝縮し、ダイレクトに聴衆に送り届けるイベント。職種や立場、役割の異なるさまざまなプレゼンターが、MEDプレゼンの場で問いを発し、その動きは全国各地に波及しつつある
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