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【連載第9回 健康って何だ?~フィットネス道の探求~】

「プロテイン」を飲めば筋肉がつく? 本当に"カラダが変わる"栄養の摂り方とは?

プロテインは「タンパク質を粉末にして飲みやすくした栄養補助食品」shutterstock.com

 筋肉をつけるにはプロテイン! ダイエットするならプロテイン! そんなイメージをもっていないだろうか?

 ところで、「プロテイン」とは一体何だろう?

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 そもそもプロテインを日本語に訳すと「タンパク質」という意味だ。タンパク質は、ヒトのカラダを構成する栄養素のひとつで、肉や魚、大豆などにも含まれている。また「サプリメント」とは日本語で「栄養補助食品」のこと。皆さんがプロテインと呼んでいるのは、「タンパク質を粉末にして飲みやすくしたプロテインパウダーという栄養補助食品」、つまりサプリメントの一つといえるだろう。

 人のカラダを構成している成分で一番多いのは水分だが、水分の次に多いのがタンパク質だ。筋肉はもちろん、皮膚や髪の毛、内臓などカラダの主な組織の構成材料はタンパク質。だから、プロテイン=タンパク質はカラダにとって最も重要な栄養素の一つといえる。

プロテインを飲めば簡単にマッチョなれる?

 ではなぜ、「プロテインを飲むと筋肉がつく」、そんなイメージが定着したのか?

 たぶん、筋肉隆々のボディビルダーやアスリートが広告・宣伝でアピールしたり、飲んでいる場面を目にすることが多いせいかもしれない。ダイエット効果のイメージは、テレビCMで「プロテインダイエット」というフレーズを耳にする機会が増えたからではないだろうか。

 もともとタンパク質は肉類などに多く含まれているが、高タンパクな食品は脂肪分も一緒に含んでいることが多い。そのため、タンパク質を補給しようと肉類をたくさん食べると、脂肪の過剰摂取という不安もある。

 それに比べるとプロテインパウダー(あえてパウダー=粉末とする)は、高タンパクでありながら脂肪分はごくわずか。余計な栄養素を摂らずに、必要なタンパク質を効率よく吸収できるということで重宝することに間違いはない。

 また、あらかじめ消化・吸収しやすい状態に調製されているので、胃腸への負担が小さい上に、短時間で体の組織に栄養が届く。運動前にもタンパク質を補給したい、食事を摂りたいという時に、肉類を食べたら、すぐに激しい運動をするのは無理なはずだ。

 だが、プロテインパウダーなら、運動前に飲むことも可能だし、「栄養の吸収が早い」とされる運動直後にも簡単に摂取でき、素早く栄養が補給される。筋肉の疲労を早期に回復させ、筋肉をつけるという効果は高い。

 そう、プロテインパウダーは筋肉にとって必要なタンパク質を手軽に補給できるが、簡単に筋肉がついたり、痩せたりできる"魔法の粉"でもなければ、ドーピング禁止の筋肉増強剤でもない。

タンパク質をたくさん摂れば健康で強いカラダになれる?

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