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花粉症対策の「駆け込み寺」はコレ! 花粉シェルターからネックレス型空気清浄機まで

花粉対策の最終兵器!?「花粉ブロッカー2」

「あれこれ試したのにやっぱり駄目だった!」「神にも仏にも見放された」「進退極まった気分だ」。花粉症回避に万策尽きた人の嘆きは深い。
 
 だが、ギブアップはまだ早い。花粉症から緊急避難できる妙策がいくつかある。今年注目されている花粉症対策の「駆け込み寺」アイテムをみよう。

花粉の侵入をブロックする「花粉ブロッカー2」

 「花粉ブロッカー2」(サンコー)は、頭から喉元まですっぽりと被り、花粉の侵入をシャットアウトするクリーンルームだ。その近未来の細菌戦に赴く兵士のような派手さが、「花粉対策の最終兵器」といわれ密かに話題だ。
 
 おでこの部分にファンを搭載し、付属のUSBケーブルをモバイルバッテリーなどにつなげば、ファンが稼働。三重のフィルターから清浄な外気が入るので、息苦しさはない。顔周辺はクリアシールドのため、視界は十分に確保でき、頭部と首元はゴムでサイズを自由に調整可能だ。
 
 ただ欠点もある。クリアシールドは室内であれば曇りにくいが、野外の湿度が高い時は曇りやすい。ファンの稼働音は50~60dbのため、会話がやや聞こえにくい場合がある。クリアシールドが割れると花粉を防げないので、注意が必要だ。
 
「花粉ブロッカー2」はサンコーレアモノショップで税込4,980円で購入できる。花粉に悩まされ、万策尽きた人なら検討する価値があるかもしれない。

工業用クリーンルームの先進技術「シックシェルター」

 頭部だけではまだまだガードしきれていないと感じる人には「シックシェルター」がある。シェルターのダクトを清浄空気発生器に接続し、清浄な空気をシェルターに送り込む簡易版のクリーンルームだ。
 
 工業用クリーンルームと同じ先進システムを搭載しているので、空気中のホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物(VOC)をはじめ、農薬、殺虫剤、細菌、花粉、ダニの死骸、煙草の煙などの粒子性汚染物質を除去し、シェルター内を高度な清浄な空気に保つことができる(クラス10,000)。
 
 清浄空気発生器は、超高性能フィルター(HEPA)と高性能ケミカルフィルターを内蔵しているため、運転開始後約20分で自然界に存在しない超清浄空間(HEPA使用の場合)を供給できる。
 
 コットンを使用したシェルター部は化学物質が発生しにくい安全設計。重量約2Kgと軽量なので、組立てや解体は簡単だ。ただ、室内で使用するクリーンルーム(空気清浄装置)のため、室内の換気には十分に注意する必要がある。

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