「目元」「眉」「唇」の3か所にフレームマジックを施せば顔全体の印象が引き締まる!(depositphotos.com)
アラフォーの悩みに多い肌のたるみ――。
30代前半までは小ジワ程度の悩みが、35歳を過ぎた頃から「頬がしぼんだ気がする」「ほうれい線が目立ってきたかも」「顔がでかくなった」など、たるみ現象で起こる「ぼやっとした老け顔」に、誰だって不安を感じるものです。
[an error occurred while processing this directive]近頃は「シワが出てくるのは笑顔が多くて幸せの証!」とポジティブに考える人が増えてきましたが、肌のたるみとなると問題は別。シワは進行した深いものでない限り、顔全体の印象にさほど影響しません。
たるみが生じると顔の輪郭に直接影響するため、全体的に締まりのないぼやけた印象になってしまいます。また、ほうれい線や目の下のたるみなどは、深い溝と影を作るため、どうしてもくたびれた雰囲気に見えてしまいます。
もちろん日頃のスキンケアを怠らない努力も必要ですが、メイクでも自然にたるみをカバーすることはできます。しかも、かなり効果的!
今回は、メイクでたるみ顔をグイグイ引き上げる「フレームマジック」を紹介します。
ライン重視のメイクでフレームマジック!
輪郭がぼやけてくるアラフォーにとって、カラー重視のメイクは危険です。華やかさを出そうと色の上塗りを行うことで、より顔立ちがぼやけてしまいます。
大切なのはパーツメイクで引き上げること。そのためには、線を描くことがないより大切です。では、どのパーツを引き締めるのか?
ポイントは「目元」「眉」「唇」の3点です。この3か所にフレームマジックを施せば、顔全体の印象が引き締まり、誰でもマイナス7歳に見える顔の完成です。
ポイント1:目元は必ずアイラインを引きマスカラをオン
「アイラインを引くと派手になる」と考えるアラフォー世代は少なくないようです。若い頃はラインを楽しめていたのに「最近はラインが浮いて見えるから描かない」なんて人はいませんか?
これは絶対にNGです。特に上まぶたは、たるみが生じやすく、まぶたが被ることで20代より目が小さく見えやすいのです。これを解決するために、きちんとアイラインを引きましょう。
アイラインが浮いて見える原因の多くは「色」です。黒のラインは、年々悪目立ちしやすいので、ブラウンやダークブラウンをチョイスしましょう。上まぶたのまつ毛とまつ毛の間を埋めるように線を描くと、フレームが引き締まってくっきりとした目元になれます。
使用するのは、リキッドでもペンシルでもジェルタイプでもOK。自分にとって一番描きやすいタイプをチョイスしましょう。「リキッドは派手」と嫌う人がいますが、ブラウンのカラーなら、むしろリキッドは自然に引き締めてくれるのでおすすめです。アイカラーを使う人は、先にカラーを塗ってからラインを引きましょう。
まつ毛も年齢を重ねるごとに、ハリやコシ、毛量が失われます。近頃、40代以上の女性にまつエクの需要が多いのも頷けますね。
エクステンションも効果的ですが、自毛で勝負したいならマスカラを塗りましょう。40代の場合はロングタイプより、ほどよいボリュームタイプのほうが上品かつ華やかな印象になれます。
このとき、まぶたのフレームに沿ってまつ毛を扇形に広げる感覚でのせていくと、しぼんだ大人の目元をパッと印象的に演出してくれます。
また、マスカラをまつげの根元に塗るだけで、上まぶたのフレームが引き締まったように見えます。「ラインはどうしても苦手」という人でも、マスカラだけはしっかり塗りたいものです。