白髪染めで白髪が倍増するって本当?(depositphotos.com)
早い人なら20代中頃から気になりだす白髪。特に女性の場合、1本でも見つけようなら「他にもまだあるかも?」なんて、鏡の前で必死に探してしまう人もいるだろう。
白髪を見つけると「いよいよ私もおばさん?」と焦るもの。この白髪、発生を遅らせる方法がいろいろ提案されているが、実際のところ、食い止めることは至極困難。
[an error occurred while processing this directive]どんどん増え出すと、ファッションカラーでは染まりきらないため、グレイカラーと呼ばれる白髪染めに頼らないといけないのが現実だ。
そこで問題となるのが、白髪染めによる白髪増加だ。モデルやワーキングウーマンを取材していると、こんな不安を耳にする。
「白髪染めをすればするほど、白髪が増えている気がする……」
「内側しか目立たなかった白髪が、白髪染めを繰りかえすうちに急に表面でも出てきた」
エイジング対策として白髪を染めているのに、逆に白髪が増えるなんて本当か? その答えは、実は「YES」だ……。
白髪染めにも含まれる「活性酸素」が白髪を増やす
白髪は「活性酸素による酸化」が原因で生じる。「酸化」は、エイジングネタには必ず登場するキーワード。たとえば、肌の酸化はくすみの原因や老化の原因となるし、食べ物だって酸化すれば色が変わる。リンゴやバナナをカットして放置すると黒く変色する――これが酸化だ。
じつは、「白髪染め」には活性酸素である「過酸化水素」が含まれ、これが白髪の発生を高めてしまうのだ。「一生懸命染めているのに白髪が増えるなんて~」と落胆しそうだが、その対策方法はいくつかある。