ASKAや清原和博、高知東生など、芸能界やスポーツ界にも広まる覚せい剤汚染――。先日も、女優の高樹沙耶が大麻所持の疑いで逮捕され、薬物問題の裾野の広さがあらためて明らかになった。 一向に少なくならない再犯者の数は、厳罰による取り締まりだけでは再使用の歯止めにはならないという現実を表している。薬物依存症者への対策はどうあるべきか。私たちは薬物という問題にどう向きあえばいいのか。 国立精神・神経医療研究センター・薬物依存研究部部長で、薬物問題の第一人者である松本俊彦医師に、薬物対策のあるべき形について聞いた。 薬物依存は「医療モデル」で治療するべき ――松本先生は、覚せい剤などの...
清原被告の保釈金500万円は支払い能力の低さの表れ? 金額はどう決まる?
2016.03.19