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【東洋医学で毎日の不調を乗り切る】

秋口に冷房や秋雨で冷えすぎた体を回復させる方法とは!?

シナモン入りのチャイで冷えた身体をケアshutterstock.com

 突然秋の気配が濃厚になっても、冷房の設定がそのままだと、想像以上に体が冷えすぎるもの。会社や電車の中の冷房は、スーツを着ている男性に快適でも、薄着の女性にとっては寒いくらいの温度に設定してあることが多いようです。特に、もともと冷え性気味の人には、冬よりつらい季節といえるかもしれません。服装や食べ物の工夫などで、冷えから身を守る方法を覚えておきましょう。

紅花+ヨモギ+ショウガの入浴剤で冷えをとる

 蒸し暑い場所で汗をタラタラかくより、冷房の効いたオフィスや部屋で過ごすほうが、ずっと快適...と思いがち。でも、冷房ばかりに頼っていると、足腰がだるい、手足が冷える、体が重くだるい、といった症状に悩まされることになります。人間の体は、季節に応じて、汗腺の開き具合や体温などが微妙に変化します。東洋医学的に言えば、夏は"発散の季節"です。体内のエネルギーや熱を汗とともに発散するのが、正しい夏の過ごし方。

 しかも、秋になっても冷房の効いた部屋に閉じこもっているのは、自然のリズムに反した生活なのです。そのため、どうしても体によけいな負担がかかり、いろいろな症状が現れやすくなります。とはいえ、冷房を全く使わずにガマンするのもまた不自然。26~27度くらいの設定なら問題はないでしょう。
 
 オフィスや電車、映画館などの冷房で冷えてしまったときには、とりあえずシナモンティーやジンジャーティーで、体を内側から温めて。服装面では、体の中に冷えが入り込みやすい首、わきの下、おへそ周り、足首などを覆うようにするのがポイントです。
 
 また、いつも冷房の中で過ごしている人は、1日に一度は汗をかくチャンスを作りたいもの。それも、サウナで汗をしぼり出すより、スポーツなどでいい汗をかくほうが健康的です。血のめぐりもよくなるので、冷え性の予防に役立ちます。手足の冷えが気になる人は、紅花+ヨモギ+ショウガで作った入浴剤も効果的。37~38度くらいのぬるめのお湯にゆっくり浸かるといいでしょう。

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冷たい雨に濡れた身体に「黒糖生姜茶」やチャイ

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