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【シリーズ「子どもには絶対に使ってはいけない生活用品」連載4回】

虫よけ剤に含まれる農薬「ディート」に注意! 日焼け止めと化学反応を起こし意識不明に!!

虫よけ剤と日焼け止めの併用は危険

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 本格的な蚊の季節が到来しました。そこで心配なのが、昨夏、大騒ぎになった「デング熱」でしょう。とりわけ小さなお子さんがいる親御さんは、夏休みを目前にして頭を悩ましていることだと思います。

 デング熱は昨夏、約70年ぶりの国内感染が東京都・代々木公園で確認され、その後、感染者は162人まで拡大しました。人から人へは感染しませんが、3~7日後に高熱が出るケースが多く、腹痛、筋肉痛、皮膚の発疹を伴います。普通は1週間ほどで自然に回復しますが、まれに吐血や血尿などの症状がでる「デング出血熱」を発症すると死に至ることがあります。蚊に刺されてから3~7日後に、高熱に加え関節の痛みなどが出たら、すぐに医療機関で治療を受けることです。

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 対策は、当たり前ですが蚊に刺されないこと。子どもの外出時は、長袖、長ズボンを着用させ、肌の露出を避ける。黒っぽい服は蚊も含め虫を集めるので、白などの薄い色の服装にする。また、小学校の高学年生になると香水やヘアスプレーを使っている子もいますが、これらの匂いは虫や蚊(とくに蜂)を刺激します。

アメリカとカナダでは子どもへの使用が禁止されている

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