LINE「1日400回」!(写真は宮崎謙介氏の公式HPより)
騒動の蔭にSNSあり。しかも最多で1日400回の書き込みとなれば、SNS依存症の疑いも濃厚か――。一連の不倫騒動で議員辞職に追い込まれた宮崎謙介氏(35)のしくじり例だ。
朝の挨拶から始まり、多い日には1日400回も恋情を打ち込んで送信してきたという宮崎氏。その内情が明らかにされたのは、本人の謝罪兼辞職会見当日、160分に渡ってVTR収録された不倫相手の元タレントのAさん(34)の告白である。
[an error occurred while processing this directive]その録画取材の一部がTBS系『白熱ライブ ビビッド』(2月15日放送)で紹介された。メッセージの文面は「私のど真ん中はソ・ナ・タ」「会いたくてたまらない病」などと軽妙そのもの。その手練手管への論評は控えても、彼のSNS(=LINE)慣れぶりは、十分に読み取れる。
2人の出会いは、年明け召集された通常国会初日の1月4日。Facebook上で共通の知人が存在したことでAさんから友達申請をし、舞台をLINEに移して都合3回の密会関係に。週刊誌に張り込まれた京都密会が同月30日だから、僅かひと月にも満たない不倫顛末であった。
育休要求の正体は「会いたくてたまらない病」!?
会見で「未熟な、人間としての欲が勝ってしまった」と自らの猛省弁を語った宮崎氏。一方、VTRで「お互いの気持ちは止められなかった」と後悔談を残した元タレント女性。不倫の背徳性議論は置くとしても、初期衝動からSNS上の交換が盛り上がるのは、誰もが解る。
それはベッキー騒動からの気づきなのか、はたまた男性側が不倫妙技に長けているからなのか、宮崎議員はLINE交換の痕跡は「毎週消しましょう」との指示もしていたようだ。そんな慎重秘話が明らかにされると、さながら麻薬の取引さえをも連想したりするが……。
不倫の魔性をクスリに喩えるまでもなく、SNS中毒はパチンコ中毒と同根とする説がある。「返信待ち」という依存症と「当たり待ち」という依存症は一緒の根深さを持ち、とりわけLINE特有の「既読機能」が出玉の当たり外れで一喜一憂する射幸心と類似する。